選択肢が多いことは幸せか?

思考

2017年4月、2年半ぶりにブラジルから日本に帰った時に、思ったことを書きます。殴り書きなので日本帰ったらきちんと書き直そう・・・

日本はモノが溢れていて、何か欲しいと思ったらだいたい手に入る。
携帯電話のプランひとつとっても、「お客様それぞれにあったプランを」ということで最近では多様なプランから選べるようになっている。

逆にブラジルは、モノの種類も少ないし、あっても高額なことが多いし(特に家電系や家具)、日本では100円ショップで売っているようなちょっとしたプラスチック製品でも、ブラジルで買うとやけに高かったりする。

いろんな種類を見たければ、ひとつのお店にまとまっているわけではないので色んなところに足を運ばなければならず、結果的に時間もお金もなければ、身近にあるものから選ばなければならない。

でも選択肢が多いことって、幸せなんだろうか?

私はそうじゃないと思う。選択肢が多いと、例えば迷いに迷って「これだ」と思うものに決めてからも、「あっちを選べばもっと幸せになれたかも?」と常に疑問を心に持ちながら生きていくことになる。

選択肢が少なければ、迷うことも少ない、つまり「他を選べばもっとよかったかも」という後悔の数が少なくなる。自分の欲しかったものを持っている他人を妬む機会も少なくなる。

だから選択肢が多い日本に生きるからと言って、幸せとは限らない。
——————————

日本は何でも手に入ってすごく便利だけど、満足感を得づらいというか、「あれもこれも」ってなりがちだと気づきました。だからこそ、他人と比べずに、自分が幸せだと思うものを信じて生きていける力が大事だなと思っています。

この辺の話は先人がもっとわかりやすく語っているのですけどね。

例えばこれ
「人は自由になるほど幸福度が下がる」 ”選択のパラドクス”が起きる4つの原因

コメント

タイトルとURLをコピーしました